日吉大社修繕に関するお知らせ

鼠社 解体修理報告

仮殿遷座祭:令和6年4月18日
本殿遷座祭:令和6年7月15日

色落ちや傷みの激しかった社殿でしたが、崇敬者の皆様のご浄財・ご寄付により、解体修理が竣工。無事、本殿遷座祭が行われました。
史跡整備の国庫補助事業ですので修理にあたっては詳しい調査が行われ、本来の色が判明し鮮やかな朱塗りの本殿と整然と葺かれたこけら葺きの屋根がよみがえり、一層御神威を増しています。
解体により棟には「享保七年(1722)」の墨書が発見され、建立年代が確認できました。

鼠社は日吉大社の入口を守る神様でもあり、干支の始まり・ものごとの起点となる「子(ねずみ)」の神様です。
また4月の山王祭宵宮落とし神事にて四基の神輿のゴール地点となることから、坂本の氏子にとっても重要な神様として崇敬されています。

日吉大社にご参拝の際には、鼠社へも是非ともお参りください

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